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ャリル国立競技場のピッチ張り替えをいるやるか?今でしょ!-JDTオーナー(ちょっと古かったかな)

ブキジャリル国立競技場はマレーシア代表の本拠地ですが、その芝の張り替えの費用を肩代わりしたJDTオーナーのイスマイル殿下は、競技場視察後の記者会見での質問に答えたのが上のセリフです。

ブキジャリル国立競技場のピッチを当地ではカウグラスと呼ばれる草から、JDTの本拠地スルタン・イブラヒムスタジアムのピッチと同じ高麗芝の一種であるゼオン・ゾイシアに張り替えることで、代表チームのプレースタイルが展開が速い現代のサッカーにマッチする役に立つだろうと話したイスマイル殿下は、質の良いピッチは質の良いサッカーに直結するとして、国内の他のクラブも同様にゼオン・ゾイシアに張り替えることを望んでおり、その先駆けとしてブキジャリル国立競技場の張り替えに資金援助を行うことにしたと述べています。

「国内のカウグラスのピッチでプレーすることに慣れてしまっている(JDT以外の)代表選手は、国外の良いピッチでプレーする際にぎこちなさが見られる。もしMリーグの全てのクラブのピッチが同じようにゼオン・ゾイシアになれば、選手がどのクラブから集まってもその「ぎこちなさ」が解消されるだろう。」と話したイスマイル殿下は、120万リンギから140万リンギ(およそ3410万円から3980万円)が必要とされる芝の張り替えに加えて、必要であれば更なる資金提供も行う用意があることも明かしています。

なお、およそ4ヶ月を要するとされる芝の張り替え作業は、既にブキジャリル国立競技場で複数のイベント開催が決定していることから、来年2023年の1月から始まるということです。

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今回の芝の張り替えのための資金提供の理由として、ブキジャリル国立競技場で開催された昨季のマレーシアカップ決勝でJDTがKLシティに敗れたことも理由の一つかと記者会見の席で問われたイスマイル殿下は、カウグラスのピッチを持つ他のスタジアムでの試合にJDTが全て勝利し、JDTが昨季敗れたのはホームでのトレンガヌFC戦とマレーシアカップ決勝のみであるとして、そのような指摘は当たらないと答えています。

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