2021年12月09日 16時00分　
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　スズキカップ2020に出場中のマレーシア代表は本日グループステージ2試合目となるラオス戦を迎えます。ところでマレーシア代表はシンガポール入国時の新型コロナ検査で選手2名が陽性反応を示したことから隔離を強いられており、総勢24名でこの大会に乗り込んだチームも現在、22名となっています。ところがさらにケガ人が出たとマレーシア語紙ハリアンメトロが報じています。
初戦のカンボジア戦で試合開始からわずか27分で交代していたジュニオール・エルドストルについて、試合後のタン・チェンホー監督は戦術上の交代であったと説明していましたが、本当の交代の理由はこの試合中に腹部を痛め、痛みと張りを訴えたからのようです。試合後の検査では休養が必要と診断されたエルドストル選手はすぐに戻れると思うとコメントしていますが、エルドストル選手の休養により代表が現在、試合で起用できる選手は21名となってしまいました。
なおこの先日のカンボジア戦でタン監督は、所属チームで左サイドバックでプレーする選手が複数いるにも関わらず、本来は右サイドバックのシャミ・サファリを左サイドバックで、また前述のエルドストル選手も所属チョンブリーFCではセンターバックながら中盤で起用しています。今回の代表メンバーには守備的ミッドフィルダーが少なく、エルドストル選手のケガにより、守備もできるミッドフィルダーはこれでバドロル・バクティアルとムカイリ・アジマルの2名だけになってしまいました。今日の試合ではこの2人が先発することになるでしょうが、もしこの2人のいずれかがケガした場合には…。考えたくないですね。