ベトナムフットボールダイジェスト+

帰化戦略で「国際化」進む東南アジアサッカー、600万人の越僑を抱えるベトナムの現状は?

帰化戦略で躍進のインドネシアに焦りを募らせるベトナム

自国にルーツを持つ海外出身選手を帰化させて、代表チームを強化する潮流が東南アジア各国において顕著となっている。AFC U-23アジアカップ2024(兼パリ五輪予選)に出場したU-23インドネシア代表は、旧宗主国であるオランダ系の選手らで補強してベスト4に躍進。フィリピン代表やタイ代表、マレーシア代表でも帰化選手が存在感を発揮している。こうした動きを受けて、ベトナム代表も優秀な越僑選手を招集すべきとの声があがっているが、法律上の問題もあり、実現は容易ではない。

PSSIは最近、さらなる新戦力としてMLSのFCダラスに所属する元U-21オランダ代表GKマールテン・パエス(25歳)の帰化を発表。これによりインドネシア代表は、スタメン全員を帰化選手で編成することも可能となった。代表チームが国際大会で確かな結果を残していることで、同国の帰化選手は今後も増加の一途を辿りそうだ。

Photo:VOV

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