【アジア杯】過去最低の成績と印象的なパフォーマンス、揺れるトルシエ・ベトナムへの評価
AFCアジアカップはグループリーグの全試合が終わり、決勝トーナメントに進出する16チームが出揃った。東南アジアからは、タイとインドネシアがベスト16に進出。ベトナムとマレーシアがグループリーグ敗退となった。このうち、3戦全敗で勝ち点0に終わったベトナムは東南アジア4か国で最低の成績となり、ベトナムにとってもアジアカップ本大会でのグループリーグ敗退は今回が初で、過去最低の成績で大会を去ることになった。
この結果を受けて、ベトナム国内ではフィリップ・トルシエ監督の解任を巡る議論が再燃している。トルシエ監督が日本戦の前の記者会見で語ったように、世論の8割はトルシエ監督率いるベトナム代表を支持しておらず、解任を希望する声が大半。初戦で優勝候補筆頭の日本代表と好勝負を演じたとはいえ、結果は2-4の敗戦。その後のインドネシア戦とイラク戦でも連敗を喫したことで、ベトナムは直近の国際Aマッチおよび国際トレーニングマッチで8連敗。FIFAランキングのポイントを大きく落としており、長らく守ってきた東南アジア首位の座をタイに奪われることが確実となった。
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