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【第5回ティエンロントーナメント】ビンディンが2連覇達成、地元HAGLは全敗で新シーズンに向け暗雲

今年で第5回目の開催となるプレシーズン大会「ティエンロントーナメント」は10月3日に南中部高原地方ザライ省のプレイク・スタジアムで最終節が行われ、クイニョン・ビンディンFCが地元ホアン・アイン・ザライ(HAGL)を1-0で下した。ビンディンは最終成績を2勝1分の勝ち点7とし、昨年に続き2大会連続の優勝を決めた。

Photo:Thethaovanhoa

今大会は9月29日~10月3日の日程でプレイク・スタジアムにて開催され、HAGL、ビンディンFC、SHBダナン、クアンナムFCの計4チームが出場した。このうち、クアンナムは今季から1部昇格、SHBダナンは2部に降格するチーム。地元HAGLには優勝の期待がかかったが、3戦全敗で最下位に沈んだ。

HAGLでは直近の数シーズンで、黄金世代と呼ばれた下部組織出身のスター選手が次々と他クラブに移籍してしまっており、選手層がかなり薄くなっている。分厚い選手層を誇るハノイFCやハノイ公安、ベトテルなどとの差は開く一方で、2023-2024シーズンも厳しい戦いが予想される。

優勝:クイニョン・ビンディンFC 2勝1分
2位:クアンナムFC 2勝1敗
3位:SHBダナン 1勝1敗1分
4位:HAGL 3敗
フェアプレー賞:HAGL
最優秀GK:チャン・ディン・ミン・ホアン(ビンディン)
最優秀選手:ドー・バン・トゥアン(ビンディン)
得点王:ブー・スアン・クオン(ビンディン)、レ・スアン・トゥ(クアンナム)
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