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ベトナム女子代表チャン・ティ・トゥイ・チャン、代表引退を表明

ベトナム女子リーグのホーチミン・シティ(HCMC)所属の同国女子代表MFチャン・ティ・トゥイ・チャン(35歳)はこのほど、ベトナム代表引退を表明した。同選手は、ベトナムが初出場したFIFA女子ワールドカップ2023のメンバーにも選ばれていたが、出場機会はなく、ベトナムは3戦全敗でグループリーグ敗退に終わった。

Photo:Bao Quoc te

同選手は地元メディアに対し、「ワールドカップが終わった後、既に代表引退を決意していました。今が発表するのにちょうどいい時期だと思います」と語った。

ベトナム女子代表のマイ・ドゥック・チュン監督は8月9日、第19回アジア競技大会(ASIAD 19)に向けた強化合宿のメンバー25人を発表したが、この中にチャン・ティ・トゥイ・チャンの名前はなかった。ベトナム女子代表は世代交代を進めており、今回の強化合宿では2000年以降に生まれた選手が25人中11人となっている。

初出場のワールドカップで出場機会が巡ってこなかったことについては、「サッカー人生で最も残念な出来事」と話していた。

チャン・ティ・トゥイ・チャンは、フットサル出身のサッカー選手で、かつてはフットサルベトナム女子代表としてプレーしていた。2014年にサッカーベトナム女子代表に初招集されると、豊富な運動量と確かなテクニックを武器に中盤の定位置を獲得し、長年主力として活躍してきた。

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