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欧州遠征中のベトナム女子代表、U-23ポーランド代表に1-2で敗戦 6月24日にはドイツ代表と対戦

初出場するFIFA女子ワールドカップに向けてヨーロッパ遠征中のベトナム女子代表は6月19日、ズニチュ・プルシュクフ・スタジアムでU-23ポーランド女子代表とトレーニングマッチを行った。健闘したベトナムだったが、相手のフィジカルに押されるシーンが目立ち、惜しくも1-2で敗れた。

Photo:VFF

立ち上がりはポーランドがボールを支配。ベトナムは何度かピンチを迎えたが、GKチャン・ティ・キム・タインの好守などで、何とかしのいでいく。その後はベトナムが徐々に主導権を握り返してカウンターで攻撃を仕掛けるが、クロスがことごとく相手の長身DFにはじき返されてしまう。試合が動いたのは23分、まずはポーランドが先制。

先制を許したベトナムもここから反撃を開始。FWファム・ハイ・イエンとFWフイン・ニューのコンビプレーなどでゴールを狙うが、32分にフイン・ニューが負傷退場し、マイ・ドゥック・チュン監督は、FWグエン・ティ・トゥイ・ハンを投入する。前半終盤にかけてベトナムは攻勢を強めたが、ポーランドの堅守を崩せず前半は0-1で終了。

後半に入ると、ベトナムはGKを交代。途中出場のGKコン・ティ・ハンもビッグセーブを見せたが、ベトナムは58分にPKを献上して追加点を許してしまう。ここからベトナムは戦力テストのため、大きくメンバーチェンジ。フレッシュな選手らが躍動してチャンスを作り、終盤にセットプレーの流れから1点を返したが、反撃もここまで。試合は1-2でベトナムが敗れた。

なお、ベトナム女子代表は6月20日朝にポーランドでトレーニングを行った後、ドイツ・フランクフルトに戻り、6月24日のドイツ女子代表との親善試合に備える。

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