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サイゴンFCの日本人MF苅部隆太郎、旧正月にアオザイ姿を披露

今季からベトナム1部サイゴンFCに移籍加入した日本人MF苅部隆太郎(28歳)はこのほど、ベトナムの伝統民族衣装であるアオザイを着用した姿をSNSで披露した。同選手はテト(旧正月)にアオザイを着た自身の姿について「ベトナム人になったみたい!」とコメントしている。

(C) Karube Ryutaro

苅部は、チームメイトや地元メディアから「リュウ」と呼ばれている。2018シーズンの途中までベトナム1部タインホアFCに所属しており、今季がベトナムで2シーズン目となるが、テトをベトナムで迎えるのは今年が初めてだ。アオザイが伝統衣装であることは以前から知っており、一度試してみたいと思っていたという。

今回着用したのは、若者の間で人気のカジュアルタイプのモダンアオザイだ。着用してみて非常に気に入った様子で、地元有力メディア「Zing」に対し「アオザイを着て、まるでベトナム人になったみたい!他にもいろいろなデザインのアオザイを試してみたいです」と語った。

また同選手は、「テトの雰囲気は日本の正月に似ています。どちらも家族や大勢の人たちで集まる機会です。今年のテトはホーチミン市にいる友人たちを訪ねるつもりですが、リーグ再開に向けて日々のトレーニングも怠ってはいけません。ベトナムの人たちやベトナムの文化が好きなので、出来れば長くベトナムに滞在したいと思っています。」と続けた。

さらに同選手は「テトに当たり、誰もが新年の願いというのを抱いていると思います。新年を迎えるにあたり、新型コロナが早く収束して日常生活が戻ってくることを祈っています。」と話した。

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