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アジアカップ歴代ベストゴール決定戦、“ベトナムの英雄”レ・コン・ビンのループ弾がベスト8進出

アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトでは現在、アジアカップの歴代ベストゴールを決める「Bracket Challenge」を開催中。厳選された32ゴールを対象としたファン投票によるトーナメント形式でベストゴールを決める。ベトナムからは“英雄”レ・コン・ビンのゴールがノミネートされており、既にベスト8まで勝ち上がっている。

元ベトナム代表FWレ・コン・ビンのゴールは、東南アジア4か国共同開催(タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア)だった2007年大会のグループリーグ初戦のUAE戦で決めたもの。若きレ・コン・ビンはこの試合の後半73分にダメ押しとなる技ありのループシュートを決めて2-0の勝利に貢献。これで勢いづいたベトナムはグループリーグを2位で通過し、開催国で唯一ベスト8進出を果たした。

このレ・コン・ビンのゴールが歴代ベストゴールにノミネート。トーナメント形式の初戦でパレスチナ代表MFジャカ・イフベイシェを下し、続く2回戦ではフィリピン代表MFシュテファン・シュレックを相手に得票率を86%獲得して大差で打ち破り、ベスト8に駒を進めた。準々決勝では、元ウズベキスタン代表FWアレクサンドル・ゲインリフと対戦する。

ポルトガル1部レイションイスSCやJリーグのコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)でもプレーした“ベトナムの英雄”はベスト4に進むことができるだろうか?準々決勝の投票は9月4日(金)から順次スタート予定。

なお、歴代ベストゴールには、元日本代表のMF中村俊輔のアウトサイドキック弾(2004年大会グループリーグ・オマーン戦)とFW李忠成のボレーシュート(2011年大会決勝オーストラリア戦)もノミネートされていたが、既に敗退している。

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