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ベトナム1部HAGLがクラブ公式マスコットをお披露目。モチーフは「中部高原の森林のトラ」

国内屈指の人気を誇るベトナム1部ホアン・アイン・ザライ(HAGL)はこのほど、新しい試みとしてクラブ公式マスコットを発表した。マスコットは今シーズンからクラブの様々な活動に参加するという。

マスコットのモチーフは、「中部高原地方の森林のトラ」。HAGLによると、マスコットにトラを選んだのは、「強さ」、「巧みさ」、「勇猛さ」を象徴する存在だからとのこと。これはHAGLのサッカーが標榜する「若々しさ」や「美しさ」というキーワードにも符合するという。

また、マスコットが身にまとうコスチューム(鉢巻と腰巻)には、ザライ省の少数民族衣装も含まれており、地域のアイデンティティを意識したデザインとなっている。HAGLのグエン・タン・アイン団長(GMに相当)は、「マスコットの誕生は、チーム内でも好評を得ている。トラは中部高原の森林を象徴する存在で、今シーズンからの試合をさらに盛り上げてくれるだろう。」と語った。

マスコットは、世界各国のプロスポーツで活用されている文化だが、ベトナムのスポーツ界では、まだ普及しているとはいえない。しかし、近年はベトナムのサッカークラブも、メディアやSNSでの露出が増えているため、今後はマスコットを導入するクラブが増えてくると予想されている。

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