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Vリーグ第2節、王者ハノイがクアンナムに大苦戦、敵地で辛くも引き分け

Vリーグ2019は3月2日に第2節の2試合が行われた。開幕節でタンクアンニンに5-0で圧勝した王者ハノイFCは敵地でクアンナムFCとの対戦。AFCカップも含めて直近2試合で15得点と、攻撃陣が絶好調のハノイが有利という見方が多かったが、クアンナムも2年前にリーグ優勝したシーズンを彷彿とさせる粘り強いサッカーを展開。試合は両チーム譲らず1-1で引き分けた。

試合は大方の予想通り、ハノイが立ち上がりから主導権を握ったが、クアンナムは組織的な守備でしのぎながらカウンターで得点を狙う。前半は攻めるハノイ、守るクアンナムという構図が続き、スコアは動かずに0-0で終了。

後半もハノイが序盤から積極的に仕掛けたが、クアンナムの伝家の宝刀カウンターが炸裂。49分にMFディン・タイン・チュンの技ありゴールが決まって、ホームのクアンナムが先制する。追いつきたいハノイは、AFCカップとの兼ね合いで、ベンチに温存していたMFグエン・クアン・ハイ、FWオセニ、DFグエン・タイン・チュンを次々と投入。怒涛の反撃を見せるハノイだったが、この日は相手GKも当たっており、なかなかゴールを奪うことが出来ない。それでも、85分にFWホアン・ブー・サムソンの2試合連続ゴールで同点に追いつき、なんとか敗戦を免れて、1-1のドローで試合を終えた。

このほかの会場では、開幕白星スタートのソンラム・ゲアン(SLNA)が敵地でタンクアンニンと対戦。試合はどちらも決め手に欠いて、スコアレスドローに終わっている。タンクアンニンは2試合連続ノーゴールで、全チーム中、唯一無得点となっている。

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