次節、浦和レッズをホームに迎えるブリーラム・ユナイテッド。「チャ―ンアリーナ」最新観戦ガイド2019【ACL情報】

ブリーラム空港 ©Football Thailand
ACLで浦和レッズと同組を戦っているタイ王者のブリーラム・ユナイテッド。5月7日には、いよいよ浦和をホームの「チャ―ンアリーナ」に迎える。そこで「フットボールタイランド」では、日本から訪れる方のために最新のブリーラム観戦ガイドをお届けする。
<目次>
◎フットボールが全てを変えた街
◎便利になったブリーラムへの「空の足」
◎スタジアムへはバイタク、トゥクトゥク、タクシーの3択
◎スタジアム横にはマック、日本食、セブンなど
◎クラブ直営ホテル「アマリ ブリーラム ユナイテッド」
フットボールが全てを変えた街
ブリーラム・ユナイテッドがホームとするのは、その名の通りに「ブリーラム県」。全部で77あるタイ王国の県のひとつだ。先日、オンラインホテル予約サイト「アゴダ」が発表したゴールデンウィークの人気海外旅行先ランキングでもトップ10に3つの都市がランクイン(1位バンコク、4位パタヤ、10位プーケット)しているほど観光地として「超」の付く人気国であるタイだが、おそらくブリーラムに足を運んだことのある観光客はほとんどいないだろう。
それもそのはずで、ブリーラムはひと言で言えば「フットボールが全てを変えた街」。2010年に現オーナーでブリーラム県出身の大物政治家であるネーウィン・チッチョープ氏がクラブを買収して本拠地を自らのホームタウンに移すまで、ブリーラムは“何もない県”だったのだ。ロケーション的にもバンコクから約400キロ、車で約6時間を要するカンボジア国境に接する土地。「ブリーラム・ユナイテッド以前」にはバンコクからの直行便もなく、アクセスも良好とはとても言えない場所だった。
そのため2010年代の前半、このスタジアムへバンコクから向かうのは小旅行のような感覚だったのだが、今季、数年ぶりに足を運んだ「チャ―ンアリーナ」は随分と行きやすい場所に変わっていた。これまでネット上にあった情報と比べてもかなり変化(改善)している部分もあったので、2019年現在、最新の情報を紹介したい。
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