浦和が絶対に警戒すべき、タイ王者・ブリーラムの危険な3人の男たち~ひと足早い来季ACLの予習【ACL情報】
来季のACL出場権を手にし、グループステージでタイリーグ王者のブリーラム・ユナイテッドと対戦することが決まった浦和レッズ。少し気が早いが、ブリーラムとの対戦で浦和が特に注意すべき「危険な3人の男たち」を紹介しておきたい。
<第1の男/左SBコラコット・ウィリヤーウドムシリ>
「悪魔の左足」の系譜、CK直接ゴールに要警戒
ACLでのブリーラムというと、今季ヴィッセル神戸でプレーしたティーラトン・ブンマータンの左足が印象に残っている方も多いのではないだろうか。特にACLのJリーグ勢との試合に強い「Jリーグキラー」であったため、日本のメディアでは「悪魔の左足」とも評された。なかでも2016年のガンバ大阪戦で見せたコーナーキックからの直接ゴールは、強烈なインパクトがあった。
その「悪魔の左足」の系譜を受け継ぐのが、現在ブリーラムの左SBを務めるコラコット。ティーラトンと同様に非常に精度の高い左足のキックが武器で、セットプレーを中心にこの男の左足が多くのゴールを演出する。今季ACLのセレッソ大阪戦でも、ブリーラムで行われた一戦でコラコットがCKをピンポイントでDFアンドレス・トゥネスの頭に合わせて先制点が生まれ、ブリーラムの勝利を導いている。
知っておかなければならないのは、最近のコラコットはCKから直接ゴールインを狙ってくる傾向が強いことだ。まさに2016年にブリーラム時代のティーラトンがガンバ大阪戦で決めたように、GKを超えてファーサイドに巻き込むように吸い込まれていく軌道のもの。現在開催中のスズキカップ(東南アジア選手権)でコラコットはタイ代表の左SBとして全5試合にフル出場しており、グループリーグのインドネシア戦では実際にCKから直接ゴールをマーク。大会を通して、同様のキックで何度も相手ゴールを脅かした。浦和のゴールマウスを守る守護神は、頭に入れておく必要があるだろう。
<第2の男/FW・MFスパチャイ・ジャイデッド>
タイ代表に現れた20歳の新星
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