札幌が獲得を狙う「第2のチャナティップ」、ミャンマーの若き至宝アウン・トゥとは何者か?【日泰移籍情報】(プレー動画あり)
ベトナムの英雄レ・コン・ビンを皮切りに、現在インドネシア代表の10番を背負うステファノ・リリパリ、同じくインドネシア出身のイルファン・バフディムと、早くから東南アジア出身選手の獲得に積極的だった北海道コンサドーレ札幌。そして、昨季途中に加入したタイ代表MFチャナティップは今季、チームの4位躍進の原動力となってJリーグ優秀選手賞を受賞するほどの大活躍を見せた。
その札幌が「第2のチャナティップ」として、ミャンマー代表MFアウン・トゥを調査しているとの報道が日本のメディアであった。2018年シーズンは、タイリーグのポロス・テローFCでプレーしたミャンマーの至宝アウン・トゥ。札幌が興味を示す「第2のチャナティップ」とはいったいどんな選手なのか、詳しく紹介する。
母国をU-20W杯初出場に導いた若きアタッカー
アウン・トゥが初めて国際舞台で存在感を見せたのは2014年、U-19ミャンマー代表のアタッカーとして出場したU-19アジア選手権だった。この大会でミャンマーはベスト4入りを果たし、現日本代表の南野拓実らを擁したU-19日本代表も押しのけて同国史上初のU-20W杯出場権を獲得。2ゴールをマークしたアウン・トゥは、ミャンマーのサッカー史に刻まれた大快挙を生む原動力のひとりだった。
翌2015年に行われたU-20W杯でも、第3戦のニュージーランド戦でゴールをマークしている。以下はその一戦のハイライト動画だが、ミャンマーの先制点、そして続くゴールポストを叩いたシュートもアウン・トゥによるものだ。
<2015 FIFA U-20W杯・ミャンマーvsニュージーランド>
(残り 965文字/全文: 1689文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ