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フィリピンフットボールリーグ|10月初旬開幕計画を発表、チームトレーニング開始

フィリピンサッカー連盟の公式サイトは1日、フィリピンフットボールリーグの開幕を10月初旬とする計画を発表し、リーグ戦を開催する予定となっているカルモナのナショナルトレーニングセンターにて、リーグに参戦する複数のクラブチームによるトレーニングを開始した。

フィリピン国内、特に人口が集中するマニラ首都圏における新型コロナウイルス感染者の増加に伴う「検疫管理」が続いていることにより、これまでリーグ参戦を予定しているすべてのクラブチームが活動を休止していた。

photo via philippine football federation

連盟の説明によると、今後20日間において参戦クラブチームによるトレーニングを同センター内に集約し、行政が定めたガイドラインを遵守した上で、トレーニングに参加する選手と関係者の感染をゼロに抑え、その実績をリーグ戦開催の最終承認に結び付けたいとしている。

連盟の計画が成功した場合、2020年のフィリピンフットボールリーグは10月初旬から12月下旬に掛けて開催される。10月初旬に開幕した場合は4回戦総当り方式で行われ、仮に開幕が遅れた場合は3回戦または2回戦総当り方式に修正される可能性があるという。

1日時点でリーグのクラブライセンスを保持しているのは、フィリピン王者セレス・ネグロスを引き継いだユナイテッド・シティと、カヤ・イロイロ、スタリオン・ラグーナ、メンディオーラ、そして新規参戦となるマハルリカの5つのチームで、これに招待参加となるADT(アスカルス・デベロップメント・チーム)を加えた6チームで開催される予定。

2019年に参戦していたグリーン・アーチャーズ、フィリピン・エアフォース、グローバル・マカティの3チームは参戦しない。

また、開催日程の問題によりリーグカップ戦のコパ・パウリーノ・アルカンタラは中止となり、リーグのタイトルスポンサーとなったカタール航空が推していたとされる、リーグ戦の秋春制移行案も見送られた模様だ。

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