FOX SPORTS ASIA|AFFスズキカップ:注目の海外出身選手10名にフィリピンから4名

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フォックススポーツアジアは7日、「AFFスズキカップ2018:10人の海外出身選手」と題して、フィリピン、タイ、インドネシアなどの代表に名を連ねる海外出身の選手たちを掲載した。
ヨーロッパ出身のフィリピンハーフ選手を多く抱えるフィリピン代表からは、GKニール・エザリッジ、MFシュテファン・シュロック、MFジョン・パトリック・ストラウス、FWフィル・ヤングハズバンドの4名が掲載されている。
ニール・エザリッジ – GK – フィリピン代表
AFFスズキカップを戦うビッグネームのひとりであるニール・エザリッジは、英国ロンドンのエンフィールドで生まれ、現在はプレミアリーグのカーディフ・シティでプレーしている。
チェルシーとフルハムのユース組織で成長したエザリッジは、ブリストル・ローヴァーズ、チャールトン・アスレティック、クルー・アレクサンドラでプレーし、ヨーロッパでの選手キャリアを過ごした。
彼はイングランドU-16で1試合出場した経験を持ち、母親の祖国フィリピン代表では61試合に出場している。
エザリッジは、フィリピンサッカーの発展を担う重要なひとりである。
シュテファン・シュロック – MF – フィリピン代表
AFFスズキカップで、フィリピンの経験豊かな選手のひとりであるシュテファン・シュロックは、ドイツバイエルン州のシュヴァインフルトで生まれた。
32歳のシュロックは、1899ホッフェンハイムやアイントラハト・フランクフルト、グロイター・フュルトのような、ブンデスリーガのクラブでの豊富な経験を持っている。
彼は現在、フィリピンのセレス・ネグロスに所属しており、ミッドフィールダーとディフェンダーの役割を担っている。
シュロックはドイツのU-18、U-19、U20代表でプレーしていたが、母親の祖国であるフィリピン代表を選んだ。これまで代表では25試合に出場し、4ゴールを挙げている。
ジョン・パトリック・ストラウス – MF – フィリピン代表
フィリピン代表での活躍が期待されているドイツ系フィリピン人のひとり、ジョン・パトリック・ストラウスは、ドイツヘッセン州のヴェッツラーで生まれた、22歳のミッドフィールダーだ。
ストラウスはRBライプツィヒに所属していたが、現在はエルツゲビルゲ・アウエでプレーしている。
ストラウスはアスカルス(フィリピン代表)では新顔で、これまでに1試合に出場しただけだが、AFFスズキカップで輝きを放つチャンスがあるはずだ。
フィル・ヤングハズバンド – FW – フィリピン代表
フィリピンサッカー界のビッグネームのひとりで、兄ジェームズと共に、フィリピンを現在の状況まで引き上げたフィルは、英国サリー州のアシュフォードで生まれ、チェルシーのユース組織で成長した。
彼は、デンマークのエスビェルfBにレンタルされていたが活躍できず、母親の祖国フィリピンに渡り、サン・ベダやメラルコ・マニラ、ダヴァオ・アギラスなどでプレーした。
フィルは、アスカルス(フィリピン代表)での代表キャリアの中で、歴代最多の99試合の出場と51ものゴールを挙げている。