ACL予選/AFCカップ|フィリピン勢セレス・ネグロス&グローバル・セブ戦績まとめ
フィリピンフットボールリーグ2017の覇者セレス・ネグロスと、リーグ2位のグローバル・セブは、AFCカップ2018のグループステージに出場した。
フィリピン第一代表のセレス・ネグロスは、ACL2018のプレーオフラウンドの出場権も獲得していたため、上里琢文(元京都サンガ)をアジア人枠で獲得するなどして、ACL2018予選1回戦から登場した。
ACL予選1回戦では、ミャンマー第一代表のシャン・ユナイテッドをPK戦の末に破り、2回戦では、オーストラリア第三代表のブリスベン・ロアーを相手に、敵地ブリスベンで大金星を挙げてプレーオフに駒を進めた。
勝った方がACLグループステージに出場するというプレーオフの相手は、中国第四代表の天津権健。名将パウロ・ソウザ監督が率いて、元ブラジル代表アレシャンドレ・パト、現役ベルギー代表アクセル・ヴィツェル、1FCケルンから加入のアントニー・モデスト(フランス)らを擁する中国スーパーリーグの強豪だ。
敵地天津で行われたプレーオフは、モデストの2ゴールで天津権健が勝利してACLグループステージ進出を決め、敗れたセレス・ネグロスはAFCカップグループステージに転出した。
ACLプレーオフからAFCカップに転入したセレス・ネグロスは、上里琢文(グループステージで3ゴール)などの活躍もあり、シンガポール第二代表のホーム・ユナイテッドと共に、ASEANゾーンの準決勝に駒を進めた。
セレス・ネグロスは、ヤンゴン・ユナイテッドとの準決勝で、合計スコア6-5としてASEANゾーン決勝に進出したが、決勝では、グループステージでも苦手としていたホーム・ユナイテッドを相手に、合計スコア1-3で敗れてAFCカップ2018から姿を消した。
一方、フィリピン第二代表のグローバル・セブは、AFCカップのグループGを戦い、ミャンマー第二代表のヤンゴン・ユナイテッドに次ぐ2位となったが、各グループ2位同士の勝ち点争いで他を下回ったため、グループステージでの敗退が決定した。