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【U-17女子アジア杯2次予選】井尻監督率いる地元ベトナムはフィリピンに惜敗で予選敗退

AFC U-17女子アジアカップ2024-2次予選グループBの第3節が9月24日にハノイ市で開催され、井尻明監督が率いるホームのU-17ベトナム女子代表がU-17フィリピン女子代表に0-1で敗れた。これでベトナムは1勝2敗の3位に転落し、2次予選敗退が決まった。

Photo:VFF

1勝1敗の勝ち点3で並ぶベトナムとフィリピンだったが、得失点差で上回るベトナムは引き分け以上で予選突破が決まる優位な状況にあった。フィジカルではフィリピン、俊敏性と技術ではベトナムに分があるという両チームの力バランス。ベトナムは前半、持ち前の運動量と組織力で相手を苦しめて、フィリピンゴールを何度も脅かしたが、最後の決め手に欠いた。

後半も一進一退の攻防となったが、56分にフィリピンが長い距離から直接フリーキックを決めて先制。ゴールが必要なベトナムはここから怒涛の反撃を見せるが、どうしてもあと一歩が決めきれない。フィリピンもカウンターで応戦して、試合はオープンな展開となる。互いに多くの決定機を作るも、さらなるゴールは生まれず、試合はこのまま0-1でホイッスル。

この結果、グループBは3戦全勝のオーストラリアが首位、2勝1敗のフィリピンが2位で通過。ベトナムはホームのアドバンテージがあったが、1勝2敗の同組3位で悔しい予選敗退となった。

 

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