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FIFAが第1回フットサル世界ランキングを発表、ベトナムは33位で東南アジア3番手 タイが9位でトップ10入り

国際サッカー連盟(FIFA)はこのほど、初めてフットサル代表の公式世界ランキングを発表した。注目の第1回ランキングでは、タイが9位にランクインして東南アジア唯一のトップ10入りを果たした。ベトナムは33位で東南アジア3番手だった。

タイは先日自国開催したAFCフットサルアジアカップ2024で準優勝となり、7大会連続のワールドカップ出場権を獲得した。フットサルにおいて、タイは東南アジアで絶対的な存在であり、アジアの大会も常に上位に顔を出しているため、世界ランキングでも上位に食い込むのは納得と言えよう。

Photo:VFF

一方、今回のアジアカップでベスト8敗退となり、ワールドカップ連続出場の記録が2大会で途切れてしまったベトナムは、フットサルでタイに大きく後れを取っており、今回のランキングでは33位となった。近年躍進著しいインドネシアが28位だったため、東南アジア2番手の座も譲ることとなってしまった。

アジアでは、この地域の絶対王者であるイランが世界ランキング4位でトップ。以下、タイ(9位)、ウズベキスタン(11位)、日本(15位)、インドネシア(28位)、アフガニスタン(30位)、ベトナム(33位)、タジキスタン(34位)、クウェート(35位)などと続いた。

2024年5月6日にFIFAが発表した男子フットサル世界ランキングトップ10は以下の通り。

1位:ブラジル
2位:ポルトガル
3位:スペイン
4位:イラン
5位:アルゼンチン
6位:モロッコ
7位:ロシア
8位:カザフスタン
9位:タイ
10位:フランス

なお、FIFAは女子のフットサル世界ランキングも合わせて発表した。国際大会に出場する機会が少ないベトナム女子代表だが、世界13位・アジア4番手とかなり上位につけている。しかし、女子ではアジアトップで、世界でも6位に入ったタイには遠く及ばなかった。

2024年5月6日にFIFAが発表した女子フットサル世界ランキングトップ10は以下の通り。

1位:ブラジル
2位:スペイン
3位:ポルトガル
4位:アルゼンチン
5位:コロンビア
6位:タイ
7位:ロシア
8位:イラン
9位:日本
10位:イタリア

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