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U-23ベトナム代表、タジキスタンとの親善試合1戦目は1-0勝利

タジキスタン遠征中のU-23ベトナム代表は3月20日、首都ドゥシャンベでU-23タジキスタン代表と1試合目の国際親善試合を行い、後半立ち上がりのMFレ・クオック・ニャット・ナムのゴールにより、1-0で勝利した。同遠征は、AFC U-23アジアカップ2024(兼パリ五輪予選)に向けた準備。今大会は4月15日~5月3日の日程でカタールで開催される。

Photo:VFF

U-23ベトナム代表の監督は、ベトナムA代表のフィリップ・トルシエ監督が兼任しているが、FIFAワールドカップ・アジア2次予選の日程が重なっていたため、今回のタジキスタン遠征では、コーチのモーレイ・ラーセン氏がチームを率いている。また、A代表に数人の主力が招集されているため、今回の遠征はベストメンバーが揃わなかった。

親善試合が行われたスタジアムは人工芝で、ベトナムの選手にとっては不慣れな環境だったが、ベトナムの選手たちは、しっかりとリスクを管理して相手の攻撃を無力化した。前半はスコアレスに終わったが、後半立ち上がりにMFレ・クオック・ニャット・ナムが長い距離のフリーキックを直接決めてベトナムが先制。

その後、ホームのタジキスタンも同点ゴールを目指して攻め込んできたが、ベトナム守備陣がこれをシャットアウト。試合はこのまま1-0でホイッスルが鳴り、まずはベトナムが先勝した。なお、タジキスタンとの親善試合2戦目は3月23日に行われる。

なお、U-23ベトナム代表はAFC U-23アジアカップのグループリーグで、ウズベキスタン、クウェート、マレーシアと同じグループD。一方のタジキスタンは、サウジアラビア、イラク、タイと同じグループCに入っている。今回の親善試合は、ベトナムにとっては仮想ウズベキスタン、タジキスタンにとっては仮想タイとしてのマッチメイクと考えられる。

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