【CONCACAF W ゴールド杯】開催国アメリカが初代女王に輝く　19歳の越僑FWジェディン・ショウが大会MVP

2024年03月12日 12時20分　
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2024 CONCACAF W ゴールドカップは3月10日に決勝が行われ、開催国のアメリカ女子代表がブラジル女子代表を1-0で下して初代女王となった。大会MVPには、今大会4ゴール・2アシストを記録した19歳の新星FWジェディン・ショウが選出された。同選手はベトナム人の母親とアメリカ人の父親の間に生まれたハーフ。

Photo：SOHA

今大会のアメリカは、グループリーグでメキシコに0-2で敗れてグループAを2位通過。準々決勝ではコロンビアに3-0で快勝したが、続く準決勝では、悪天候でピッチのいたるところに水が溜まるなど劣悪な環境の中、カナダに大苦戦。雨中の死闘はPK戦(2-2(3-1))の末にアメリカが薄氷の勝利で決勝に駒を進めた。

決勝の相手は、準決勝でメキシコを3-0で下して勝ち上がってきたブラジル。決勝戦は、序盤からブラジルに主導権を握られる苦しい展開となったが、前半アディショナルにアメリカが先制。後半もブラジルがボールを握り、アメリカはカウンターから追加点を狙う。ブラジルは終盤に怒涛の猛攻を見せたが、アメリカは1点のリードを守り切り、CONCACAF W ゴールドカップの初代女王の栄冠に輝いた。