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【U-20女子アジア杯】井尻監督率いるベトナムは中国に1-6大敗、3戦全敗でGL敗退もミン・チュエンが名誉の1ゴール

ウズベキスタンで開催中のAFC U-20女子アジアカップ2024(兼FIFA U-20女子ワールドカップ予選)は3月10日にグループBの第3節が行われ、井尻明監督率いるU-20ベトナム女子代表がU-20中国女子代表に1-6で敗れた。ベトナムは格上相手に3戦全敗となったが、試合前に目標としていた今大会初ゴールを奪うことに成功した。

Photo:VFF

試合は立ち上がりから中国がボールを支配。ベトナムは早い時間帯に3失点を許して、今日も苦しい展開となり、前半は殆どチャンスを作ることができなかった。しかし、後半に入ると、ベトナムは名誉の1点を目指して攻勢に出る。粘り強い守備からカウンターを狙い続け、75分にFWゴック・ミン・チュエンのゴールでついに1点を返す。

中国はこの失点で目を覚まし、終盤に怒涛の猛攻から3点を追加。試合は結局、ベトナムが1-6の大差で敗れた。今大会、東南アジア唯一の参加国となったベトナムだったが、アジアをリードする日本、北朝鮮、中国との実力差は大きく、3戦全敗で大会を去ることとなった。

なお、同日行われたグループBのもう一試合では、U-20北朝鮮女子代表がU-20日本女子代表を1-0で下し、勝ち点を7に伸ばして逆転でグループB首位突破を決めた。敗れた日本(勝ち点6)は2位通過となった。

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