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【アジア競技大会】ベトナム女子代表がネパールに2-0勝利で白星発進

第19回アジア競技大会(ASIAD 19)は9月22日、女子サッカーグループDの第1節ベトナム女子代表とネパール女子代表の試合が行われた。ベトナムはよもやの苦戦を強いられたが、2-0で辛くも勝利し、白星スタートを切った。

Photo:VFF

ベトナムは開始早々から主導権を握ったが、自陣に引いたネパールの守備をこじ開けるのに手を焼いた。特に今大会欠場となった絶対的エースのFWフイン・ニューと、この試合ベンチスタートとなったスピードスターのFWグエン・ティ・タイン・ニャーの不在は、前線の弱体化を招き、攻撃陣は決め手に欠いた。結局、前半は大した見せ場もなくスコアレスで終了。

このままでは埒が明かないと判断したマイ・ドゥック・チュン監督は後半開始早々から動く。温存していたFWグエン・ティ・タイン・ニャーとMFガン・ティ・バン・スーを投入して前線の活性化を図り、これが奏功してベトナムの攻撃は後半からより多彩となった。53分には、今大会でキャプテンに抜擢されたFWファム・ハイ・イエンがこぼれ球を押し込んで、ついにベトナムが先制。

勢いに乗るベトナムは64分、MFグエン・ティ・ビック・トゥイが技ありのヘディングシュートを決めて追加点。その後も攻め続けたベトナムだったが、更なるゴールを生まれず、試合はこのまま2-0でホイッスル。

なお、同日行われたグループDのもう一試合では、日本がバングラデシュに8-0で大勝。ベトナムはこの後、第2節でバングラデシュ(9/25)、第3節で日本(9/28)と対戦する。

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