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ベトナム代表、9月のパレスチナ戦に向けたメンバー発表 横浜FCコン・フオンが選出、元琉球バン・ルアンは初招集

ベトナム代表のフィリップ・トルシエ監督は8月29日、9月のFIFAデイズで実施するパレスチナ代表との国際親善試合に向けたベトナム代表招集メンバーのリストを発表した。常連組やベテラン勢に加え、多くの初招集組が選出されており、代表チームに新たな風を吹かすことが期待されている。

Photo:VFF

今回の招集メンバーを見てみると、怪我で長らく代表から遠ざかっていたMFドー・フン・ズンが復帰。リーグ屈指の点取り屋ながら、なぜかパク・ハンソ前監督時代は声がかからなかったFWグエン・バン・クエットも選出されている。この他、MFグエン・ドゥック・チエンやDFズオン・バン・ハオといった面々が代表復帰を果たした。

また海外組であるFWグエン・コン・フオン(横浜FC)とFWグエン・バン・トアン(ソウルイーランド)も引き続き招集された。今シーズン、横浜FCに移籍加入したコン・フオンは、クラブの戦力構想から外れており、今季ここまでカップ戦1試合に途中出場(出場時間2分)したのみとなっており、代表での立場が危うくなっている。

さらに、トルシエ監督はFIFAワールドカップ2026出場を目指す上での新戦力発掘に向けて、多くの新顔を選出しており、DFホアン・タイ・ビン、MFグエン・フー・ソン、MFファム・チュン・ヒエウ、MFレ・ファット・タイン・ロン、FWブー・クアン・ナムといった面々にチャンスを与えた。今季リーグ優勝したハノイ公安のMFファム・バン・ルアン(元琉球)も初招集された。

計画では、ベトナム代表は9月1日にハノイ市に招集される。その後、ベトナム代表は9月11日にナムディン省ティエンチュオン・スタジアムでパレスチナ代表と親善試合を行う予定。

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