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【AFF U-23選手権】前回王者ベトナムは主力温存もフィリピンに勝利、C組首位で準決勝進出

タイで開催中のAFF U-23選手権2023は8月22日にグループCの最終節、U-23ベトナム代表BとU-23フィリピン代表の試合が行われ、前回王者ベトナムが1-0で勝利して同組首位に立ち、2連勝で準決勝進出を決めた。

Photo:VFF

ホアン・アイン・トゥアン監督は初戦のラオス戦(4-1)からスタメンを8枚変更し、主力を温存してフィリピン戦に臨んだ。スタメンには、17歳のFWレ・ディン・ロン・ブーや、18歳のMFグエン・ダン・ズオンとFWグエン・フー・トゥアンなど下の世代の若手ら積極的に起用した。

経験不足ながらも、モチベーションの高い若手で構成されたベトナムは序盤からボールを支配。18分には、FWグエン・フー・トゥアンがスタメン起用の期待に応えるゴールを挙げてベトナムが先制。失点したフィリピンもここから反撃を見せたが、ベトナムゴールを脅かすには至らず、前半はベトナムが1点リードで折り返す。

後半に入ると、フィリピンはさらに攻勢を強めたが、攻撃陣がフィニッシュの精度に欠いた。一方のベトナムも勝利を確実とするため、次々と交代のカードを切ったが、こちらも攻撃陣が精彩を欠いて追加点を奪うことができず、試合はこのまま1-0でホイッスルが鳴った。

やや消化不良の内容となったが、ベトナムは2戦全勝でグループCを首位突破。なお、ベトナムは8月24日に行われる準決勝で、グループBを首位突破したマレーシアと激突する。

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