【FIFA女子W杯】初出場ベトナムの目標は歴史的な勝ち点獲得
ベトナム女子代表(通称ゴールデンガールズ)は、コロナ禍のインドで開催され、大会前にクラスターが発生した中、AFC女子アジアカップ2022のワールドカップ代表決定戦を勝ち抜き、史上初のワールドカップ出場を決めた。挑戦者の立場で迎える今大会、ベトナム(FIFAランク32位)はアメリカ(同1位)、オランダ(同9位)、ポルトガル(同21位)と同じグループEに入っており、厳しい戦いが予想される。東南アジア女王ベトナムは終に辿り着いた夢の大舞台で爪痕を残すことができるだろうか。
スター選手:FWフイン・ニュー
今大会登録選手23人のうち、唯一国外のクラブでプレーしているのが、点取り屋のフイン・ニューだ。 ベトナム代表でのキャップ数は歴代2位の103試合、得点数は歴代最多67得点を記録している。1991年生まれのベテランストライカーは今季、ホーチミン・シティ(HCMC)からポルトガル1部ランクFCに期限付き移籍を果たすと、持ち前のテクニックとスピードを武器にレギュラーを奪取。14試合に出場して7ゴールを挙げる活躍で今季の6位フィニッシュに貢献。ベトナムの女子トッププレーヤーが個人としては欧州レベルで通用することを証明してみせた。
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