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欧州遠征中のベトナム女子代表、世界ランク2位のドイツ代表に1-2で敗戦

初出場するFIFA女子ワールドカップに向けてヨーロッパ遠征中のベトナム女子代表(FIFAランキング32位)は6月24日、スパルダバンクヘッセン・スタジアムでドイツ女子代表(同2位)と国際親善試合を行って1-2で敗れた。ベトナムは最後まで集中を切らさず、試合終了間際にカウンターからゴールを挙げるなど世界屈指の強豪を相手に健闘した。

Photo:VFF

ベトナムは試合開始早々の3分に先制を許したものの、すぐに切り替えて強固な守備を築き、ドイツを苦しめた。東南アジア女王のベトナムは、技術・フィジカル・戦術のあらゆる面で格上のドイツ相手に終始押される展開。それでも前線に配置したスピードある選手を狙って鋭いカウンターから何度かチャンスを作った。

前半を最少失点でしのいだベトナムは後半も落ち着いた試合運びを見せる。80分にはドイツの追加点を許すが、それでもゴールを諦めなかったベトナムは後半アディショナルタイムに、鋭い速攻からスピードスターのFWグエン・ティ・タイン・ニャーが決めて1点を返し、試合は1-2でホイッスル。力の差を感じる内容だったが、アウェイの地で強豪ドイツに接戦を演じられたことは選手たちの自信に繋がった。

なお、ベトナム女子代表はワールドカップのグループリーグで、アメリカ(前回女王、FIFAランキング1位)、オランダ(前回準優勝、同9位)、ポルトガル(同21位)と同じグループEに入っている。

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