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元ベトナム代表FWグエン・ベト・フォンが現役引退を表明、昨季はサイゴンFCでプレー

元ベトナム代表FWグエン・ベト・フォン(30歳)が2月15日、自身のSNSページで現役生活に別れを告げることを発表した。同選手は名門ベトテルFCの下部組織出身。トップチームでは、ベトテルFC、ハイフォンFC、カントーFCなどで活躍し、昨季からサイゴンFCに所属していた。

Photo:Saigon FC

ベトテルFCでは、2020年のVリーグ優勝に貢献したが、外国人ストライカーとのポジション争いに敗れて、その後は出場機会を減らしていき、2022年にサイゴンFCに移籍した。しかし、サイゴンFCでも目立った活躍はできず、チームは最下位に沈んで2部に降格。サイゴンFCはシーズン後、全所属選手の契約を解除した。

キャリアハイは、レンタル先のハイフォンFCからベトテルFCに復帰した2019年~2020年のシーズン。特に2019年は11試合にスタメン出場して主力級の働きを見せた。この活躍により、FIFAワールドカップ2022アジア予選に向けたベトナム代表にも招集され、マレーシア戦とインドネシア戦に途中出場した。

なお、現役引退後は銀行関連の仕事に就くとのことだ。

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