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【AFF三菱電機カップ2022決勝1stレグ】ベトナムは敵地で宿敵タイに0-1惜敗で準優勝 王座奪還ならず

東南アジアの最強国を決定するAFF三菱電機カップ2022は、1月16日に決勝2ndレグの試合が行われ、王座奪還を狙うベトナム代表がアウェイでタイ代表と対戦し、0-1で敗れた。この結果、2試合トータル2-3(2-2、0-1)となり、ベトナムは惜しくも準優勝。勝ったタイは2連覇と最多7度目の優勝を飾った。

Photo:VFF

ホームで行われた初戦を2-2で引き分けて、アウェイゴールにより不利な状況に立たされたベトナムにとっては勝利が必要な試合。一方のタイは0‐0か1-1のドローでも優勝が決まる有利な状況だったが、タイは序盤から果敢に攻めてきた。連動性があり、縦に速い攻撃を展開するタイにベトナムは翻弄され、24分にMFティーラトン・ブンマタンのゴールで失点。前半を0-1で折り返す。

後半はベトナムが反撃に転じたが、タイの規律ある守備の前にベトナムの攻撃陣が沈黙。試合はこのまま0-1でホイッスルが鳴り、2試合トータル2-3でベトナムの敗戦となった。ベトナムはパク・ハンソ監督のラストマッチを勝利で飾りたかったが、残念ながら、それは叶わなかった。なお、FWグエン・ティエン・リンは今大会6ゴールを挙げて、タイのFWティーラシン・デーンダーと共に得点王を分け合った。

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