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5年ぶりホーチミン開催のベトナム代表戦は闇市でチケット高騰、A1・A2席は1枚1万円近くまで上昇

パク・ハンソ監督率いるベトナム代表は6月1日、ホーチミン市トンニャット・スタジアムにアフガニスタン代表を迎えて国際親善試合を実施する。A代表の試合は殆どがハノイ市ミーディン国立競技場などの北部で開催されるため、南部での開催は久々のこと。ホーチミン市トンニャット・スタジアムでは、2017年6月に開催したアジアカップ予選のヨルダン戦以来となる。

チケットは試合の2日前の5月30日から販売を開始したが、ほぼ売り切れ状態。特に販売初日は、南部での試合開催を待ち望んでいた大勢のファンが大雨の中で大行列を作っていた。

地元メディアの調べによると、闇市で取引されているチケット価格は2倍まで上昇。メインスタンド脇のA4とA5の席は通常1枚40万VND(約2200円)のところを80万VND(約4400円)で、バックスタンドのB席は通常1枚30万VND(約1650円)のところを60万VND(約3300円)で販売されている。

それらと比べると、ゴール裏のC席とD席は値上がり幅が小さく、通常1枚15万VND(約825円)のところを25万VND(約1650円)で販売している。

メインスタンド中央に位置する良席のA1とA2は、関係者やスポンサー向けの招待席となっており、一般に販売していないが、こちらも闇市で出回っており、1枚当たり180万VND(約9900円)で取引されている。

なお、ベトナム代表(FIFAランキング96位)とアフガニスタン代表(同150位)の親善試合は現地時間6月1日19時にキックオフする。

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