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【ACL2022】HAGLは後半AT被弾で韓国王者の全北現代に0-1惜敗

ベトナム・ホーチミン市のトンニャット・スタジアムで集中開催されているAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)2022グループHは4月22日に第3節が行われ、ホストを務めるホアン・アイン・ザライ(HAGL)は、同組最強と目される韓国王者の全北現代モータースと対戦した。HAGLは固い守備で全北現代を苦しめたが、後半ATの90+3分に失点し、惜しくも0-1で敗れた。

Photo:VFF

Kリーグ5連覇中の全北現代は立ち上がりから、その力を示してHAGLゴールに襲い掛かった。対するHAGLは今大会、安定したセービングを見せているベテランGKフイン・トゥアン・リンを中心に守りを固めて前半を無失点で切り抜ける。攻めては、この日キャプテンマークをまいたFWグエン・バン・トアンの鋭い突破から何度かカウンターに繋がったが、攻撃陣がチャンスを活かしきれなかった。

後半に入っても流れは変わらず、全北現代がボールを握る展開が続くが、粘り強く守るHAGLに手を焼き、試合は膠着状態となる。終盤にかけては、双方に決定機があり、なかなかシュートが枠に飛ばないHAGLに対して、全北現代は後半アディショナルタイムの90+3分、中途半端となったHAGL守備陣のクリアを拾ったMFムン・ソンミンが狙いすましたシュート。これが決勝弾となり、全北現代がHAGLとの接戦を制した。

なお、同日行われたグループHのもう一試合では、横浜F・マリノスがシドニーFCに1-0で辛くも勝利。グループHは折り返しとなる第3節を終えて全北現代が勝ち点7で首位に立ち、これを横浜FMが勝ち点1差で追っている。シドニーFC(勝ち点2)とHAGL(同1)はここまで勝利がなく苦しい展開だが、試合内容は悪くなく、下位チームも後半戦の巻き返しが期待される。

HAGLはこの後、4月25日に行われる第4節で首位の全北現代と再戦する。このまま全北現代が走るのか、ホストチームの意地を見せてHAGLがこれに待ったかけるのか注目の一戦となる。

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