後半も中国がボールを支配する展開となり、徐々に圧力を強める中国の攻撃を抑えきれず、ベトナムは52分、53分と立て続けに失点。持ち前の粘り強いディフェンスを見せるベトナムは、試合終盤の89分にPKを獲得。決まれば1点差となり、中国にプレッシャーをかけることが出来たが、これをMFグエン・ティ・ビック・トゥイが痛恨の失敗。試合はこのまま1-3でホイッスルが鳴り、健闘むなしくベトナムの敗戦となった。
準々決勝敗退となったベトナムを含む3チームはこの後、ワールドカップ出場権をかけたプレーオフに参加する。同じく準々決勝敗退のオーストラリアは開催国としてワールドカップ出場権を持っているため、プレーオフはオーストラリアを除く、タイ、ベトナム、台湾の3チームによる1回総当たりで行われ、最上位の1チームがワールドカップ出場権を獲得。他の2チームは大陸間プレーオフに回る。
なお、プレーオフラウンドは2月2日~6日の日程で行われる。
<準々決勝>
1月30日:
日本 7-0 タイ
オーストラリア 0-1 韓国
中国 3-1 ベトナム
台湾 1-1(PK:3-4) フィリピン
※勝者4チームはワールドカップ出場権を獲得。フィリピンは初出場。
<準決勝>
2月3日:
韓国 vs フィリピン
中国 vs 日本
<プレーオフ>
2月2日 タイ vs ベトナム
2月4日 台湾 vs タイ
2月6日 ベトナム vs 台湾