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ベトナム女子国家カップ2021、女王HCMCが2連覇達成

新型コロナの影響で延期となっていたベトナム女子国家カップ2021(タイソンバクカップ)の決勝が11月10日にハノイ市のベトナムユース育成センターで行われ、ホーチミン・シティFC(HCMC)がハノイ1FCワタベを2-0で下して優勝した。

Photo:VFF

コロナ禍で久々の公式戦となったこの試合は、序盤にHCMCが多彩な攻撃を見せて主導権を握った。立ち上がりにMFグエン・ティ・ビック・トゥイのゴールで先制すると、守ってはCBチュオン・ティ・キエウを中心とした守備陣がハノイの攻撃を無力化。35分には、左サイドの崩しから最後はエースのFWフイン・ニューが頭で合せてHCMCが追加点。前半はHCMCの2点リードで折り返す。

後半に入ると、地元ハノイが積極的に選手交代のカードを切って流れを変えようと試みる。しかし、経験豊富なHCMCの守備陣を慌てさせるような場面は殆どなく、試合はこのまま2-0でホイッスル。女王HCMCが見事に大会2連覇を達成した。

優勝:HCMC FC
準優勝:ハノイ1FCワタベ
3位;炭鉱産ベトナム
フェアプレー賞:炭鉱産ベトナム
得点女王:グエン・ティ・ビック・トゥイ(HCMC)、ファム・ハイ・イエン(ハノイ)、グエン・ティ・ホン・クック(ハナム、いずれも3得点)
最優秀GK:チャン・ティ・キム・タイン(HCMC)
最優秀選手:フイン・ニュー(HCMC)

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