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W杯最終予選、ベトナムvs日本のチケットは発売開始から約20分で完売 コロナ対策の入場制約により闇市では売れ行き低調

ベトナムサッカー連盟(VFF)は10月27日午前10時、アプリケーション「VinID」を通じてFIFAワールドカップ・アジア最終予選、第5戦目ベトナム代表vs日本代表(11月11日)および第6戦目ベトナム代表vsサウジアラビア代表のチケットを発売した。

両試合は、ハノイ市ミーディン国立競技場(4万人収容)で開催し、新型コロナ対策としてスタジアム定員の30%に相当する1万2000人までの入場制限を設けて有観客で実施する。発行する1万2000枚のチケットのうち、1万枚をファン・サポーター向けに販売。1万枚のうち70%をオンラインで販売した。

Photo:kenh14

VFFはホームゲームとなる2試合のチケット価格を以下の4種類に設定。

・120万VND(約6000円)
・90万VND(約4500円)
・70万VND(約3500円)
・50万VND(約2500円)

なお、10月27日に発売した日本戦のチケットは発売開始から約20分で完売。最も高い120万VNDのチケットは約5分でソールドアウトとなった。

チケットはアプリでの発売から数日後には、ネット上を中心とした闇市で取引が開始された。当初は額面価格より1.5~2倍の高値で取引されていたが、入場条件である2回のワクチン接種と72時間以内の新型コロナ検査陰性証明書が足かせとなっており、闇市での売れ行きは低調。既に額面価格を大きく下回る価格で取引されるようになっている。

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