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ベトナム女子代表、男子U-15タイソンバクFCとの練習試合3戦目は0-6で大敗

AFC女子アジアカップ予選に向けて、ハノイ市のベトナムユース育成センターで強化合宿中のベトナム女子代表は8月27日、男子のU-15タイソンバク・フットサルクラブと同合宿で3試合目となるトレーニングマッチを行った。

ベトナム女子代表は8月18日と25日にもU-15タイソンバクと試合しており、主力組を起用して1敗1分(2-2、1-2)という成績。3試合目では若手に経験を積ませるため、控え組中心のメンバーを起用した。

Photo:VFF

前半は立ち上がりから、タイソンバクがスピードとフィジカルを武器に攻め込み、開始早々の9分に先制。ベトナム女子代表は、その後も劣勢が続き、殆どの時間帯を自陣に押し込まれ、さらに3点(11分、23分、40分)を献上。男子との競り合いでことごとく負ける球際の弱さが致命的だった。

ハーフタイム、マイ・ドゥック・チュン監督は、選手一人一人に声をかけ、集中を切らさず、互いにコミュニケーションを取りながらしっかり守るよう要求。スコアを気にすることなく、対戦相手を前にして受け身にならないよう指示した。

後半に入ると、ベトナム女子代表は次々とフレッシュな選手を投入。ハーフタイムの監督の檄が効いたのか、後半の45分は相手の攻撃をなんとか2失点で切り抜けた。しかし、若手中心のメンバーでは経験不足は否めず,終わってみれば0-6の大差での敗戦となった。

ベトナム女子代表はさらに8月31日と9月3日にも男子のフットサルクラブとトレーニングマッチを計画しているとのこと。

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