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ベトナム王者ベトテルFC、ACL5戦目はアジア王者の蔚山現代に0-3完敗

タイ・バンコクで開催中のAFCチャンピオンズリーグ2021グループFは7月8日に第5節が行われた。初出場のベトナム王者ベトテルFCは、昨年のアジア王者である蔚山現代(韓国)と対戦し0-3で敗れた。

Photo:AFC/Bongda+

既にグループリーグ敗退が決まっていたベトテルはこの試合、ここまで出場機会が少なかった選手らに経験を積ませるべく、控え組中心のスタメンを組んできた。若手らはACLの大舞台に奮起、ブラジル人のペドロ・パウロとブルーノ・マトスも随所に好プレーを見せて、強豪蔚山現代を相手に前半をスコアレスで折り返した。

しかし、後半に入ると、一気に攻撃のギアを上げてきた蔚山現代に対応できず、立ち上がりに連続失点。意地を見せたいベトテルは、助っ人コンビが起点となってカウンターでゴールを狙うが、なかなかシュートが枠に飛ばない。ベトテルは終盤、主力組を投入して何とか1点を返そうと試みるも、蔚山現代の韓国代表GKチョ・ヒョヌの牙城を崩すことは出来なかった。

ベトテルは試合終了間際に、ダメ押しの3点目を許して、終わってみれば0-3の完敗。シュート数ではほとんど変わらなかったが、決定力の差を見せつけられる形で惨敗を喫した。

Photo:AFC

これでベトテルは5試合を終えて1勝4敗の3位。アジアを舞台に厳しい戦いが続いている。ACLグループリーグは残すところあと1試合。最後はカヤFCイロイロ(フィリピン)に勝って、勝利で大会を締めくくりたいところだ。

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