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川崎フロンターレ、ベトナム初のJリーグクラブによるサッカースクール事業を開始へ

J1川崎フロンターレは5月17日、ベトナム東南部地方ビンズオン省の省都ビンズオン新都市において、東急株式会社(東京都渋谷区)の子会社であり、ビンズオン新都市の開発を行うBECAMEX TOKYU CO.,LTD.(ベカメックス東急)と2021年5月に基本協定を締結し、ベトナム初のJリーグクラブによるサッカースクール事業を開始すると発表した。

2018年ベトナム日本国際ユースカップ U-13 ©ベトナムフットボールダイジェスト+

川崎フロンターレは、2013年に東急が主催したベトナム1部ベカメックス・ビンズオンFCとの国際親善試合「東急ビンズオンガーデンシティカップ2013」にトップチームが参加して以来、ベトナムの子どもたち向けのサッカー教室、ベトナムのサッカークラブのアカデミーへの指導者派遣、「ベトナム国際ユースカップU-13」の開催など、ベトナム全土で活動を継続して行ってきた。

今後はスクール会場となるビンズオン新都市を起点にベトナムでのサッカーの普及活動を行い、質の高いサッカー選手の育成、サッカーを通じた地域貢献、ビンズオン新都市の未来を担う子どもたちの成長を支える場の提供を目指す。

同事業の開始に伴い、川崎フロンターレのコーチ2名をビンズオン新都市へ派遣・常駐させ、直接指導することで、ベトナムに住む子どもたちに川崎フロンターレの指導方針「テクニック」「原理・原則」「社会性」の3つの視点から、サッカースクールに通う各人の個性を育んでいく。なお、スクールの開校時期は2021年9月を予定している。

川崎フロンターレのベトナムでの活動
2013年: 東急ビンズンガーデンシティカップ2013
2014年: 川崎フロンターレサッカークリニックinベトナム
2014年~2017年: 川崎フロンターレ U-13ベトナム遠征
2015年~2019年: 国際交流基金アジアセンター サッカー交流事業(指導者短期派遣、日本への招へい等)
2017年~2019年 :ダナン越日文化交流フェスティバル(サッカークリニック、国際ユースカップへの U-12出場)
2018年~2020年: 「ベトナム日本国際ユースカップ U-13」企画・運営、川崎フロンターレ U-13出場
2018年~2020年: 孤児院訪問活動(南中部沿岸地方ダナン市、ビンズオン省)

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