Vリーグ2021戦力分析、今年も大型補強のHCMC 大注目のリー・グエンが飛躍のカギを握る
ホーチミン・シティ(HCMC)は2017年の1部昇格以降、最も大型補強を行うクラブの一つとなっており、今オフもやはりオフシーズンの主役と言える大型補強をしてきた。HCMCの野望はベトナムサッカー界の一大勢力となることだが、この数年の戦いぶりを見る限り、これを実現させるのは簡単ではなさそうだ。
豊富な資金力に物を言わせてスター選手を獲得するのは、かつて“ベトナムのチェルシー”と呼ばれたベカメックス・ビンズオンの補強のやり方だったが、現在、これはHCMCの専売特許のようになっている。しかし、悲しいかな、その金額に見合った成績が残せているかと言えば、答えは否だ。昨季は大金を費やし、シーズン途中に現役コスタリカ代表の2トップのアリエル・ロドリゲスとホセ・オルティスを獲得して話題になったが、両選手とも大きなインパクトを残すことなく、チームも終盤にかけて失速。期待を裏切った両選手はシーズン終了後に退団が決まった。
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