Vリーグ2020前期シーズンベスト11、首位サイゴンFCから最多5人が選出
ベトナム国営テレビ「VTV」はこのほど、Vリーグ2020前期シーズンのベストイレブンを発表した。今季大躍進して首位でシーズンを折り返したサイゴンFCからは、助っ人トリオを含む最多5人が選出された。
決して下馬評が高かったわけではないサイゴンFCだが、第13節を終えて6勝1敗6分の勝ち点24で首位に立っている。特筆すべきは守備の堅さで、ここまでの失点数はリーグ最少の7失点。その立役者が守護神ファン・バン・フォンと新加入の韓国人CBアン・ビョンギョン。
攻撃陣はブラジル人コンビのFWペドロ・パウロとMFジョバネ・マグノが牽引。中盤の底で縁の下の力持ちとして、また主将として精神的支柱にもなっているカオ・バン・チエンは影はMVP的な存在。彼らのベストイレブン選出は誰もが納得するところだろう。この他、サイゴンFCからはブー・ティエン・タイン監督兼会長が最優秀監督に選ばれている。
サイゴンFC以外では、今季好調をキープしている“ベトナムのメッシ”ことグエン・コン・フオンがホーチミン・シティ(HCMC)から唯一選出。今季ブレイクした若手有望株のグエン・ハイ・ロンとレ・バン・スアンもベストイレブンに名を連ねた。
GK
ファン・バン・フォン(サイゴンFC)
DF
レ・バン・スアン(ハノイFC)
アン・ビョンギョン(サイゴンFC)
ブイ・ティエン・ズン(ベトテルFC)
ホー・タン・タイ(ベカメックス・ビンズオン)
MF
カオ・バン・チエン(サイゴンFC)
ジョバネ・マグノ(サイゴンFC)
グエン・ハイ・ロン(タンクアンニン)
ホー・カック・ゴック(ベトテルFC)
グエン・コン・フオン(HCMC)
FW
ペドロ・パウロ(サイゴンFC)
監督
ブー・ティエン・タイン