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Vリーグ1第13節、シーズン後期に優勝争いするトップ8の顔触れは?

Vリーグ1は7月23日と25日の両日に第13節の試合が各地で開催された。今節の結果で、シーズン後期に優勝争いをする上位グループと残留争いをする下位グループの割り振りが決定した。

サイゴンFCとタンクアンニンの上位対決はスコアレスドローに終わり、開幕から首位を快走するサイゴンが首位でシーズン前期を折り返した。決して下馬評は高くなかったサイゴンだが、リーグ屈指の堅守と強力なブラジル人2トップの活躍で前期王者となった。

前節の敗戦後に指揮官が交代したばかりのホアン・アイン・ザライ(HAGL)は今節ホームでホーチミン・シティ(HCMC)と対戦。負ければ、トップ8から脱落する可能性もあったが、この試合では攻撃陣が大爆発。速攻から得点を重ねて5-2で勝利し7位で前期を終えた。今節の結果でハノイ、HCMC、ビンズオン、HAGLの4チームが勝ち点20で並んだが、いずれもトップ8に入ることができ、後期シーズンに上位グループで戦うことになった。

第13節の結果は以下の通り。

ハイフォン 3-1 SLNA
ビンズオン 2-0 ベトテル
ハティン 3-2 クアンナム
ハノイ 1-1 タインホア
HAGL 5-2 HCMC
ナムディン 1-0 SHBダナン
サイゴン 0-0 タンクアンニン

トップ8の上位グループAに入ったのは、1位サイゴン(勝ち点24)、2位ベトテル(同22)、3位タンクアンニン(同21)、4位ハノイ(同20)、5位HCMC(同20)、6位ビンズオン(同20)、7位HAGL(同20)、8位ハティン(同18)。

一方、残留争いの下位グループBとなったのは、9位SHBダナン(同16)、10位タインホア(同15)、11位SLNA(同13)、12位ナムディン(同13)、13位ハイフォン(同13)、14位クアンナム(同9)。

ベトナムプロサッカー株式会社(VPF)によると、シーズン後期のグループAの初戦は10月9日と10日に行われ、グループBの初戦は10月10日と11日に行われる。後期は実力が拮抗したチーム同士の対戦が続くため、シーズンはよりスリリングなものになると見られている。

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