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アジアで最も多くのゴールを挙げたGK、元ベトナム代表ファン・バン・サントス

サッカーサイト「ASEAN Football」によると、アジアで最も多くのゴールを記録したGKは、元ベトナム代表のブラジル出身帰化選手ファン・バン・サントス(本名:ファビオ・ドス・サントス)だという。

ファン・バン・サントスは、2メートルの巨体を武器にゴール前で圧倒的な存在感を放ったゴールキーパーで、2001年から2010年にかけてドンタム・ロンアン(現2部ロンアンFC)で活躍した。当時のロンアンは黄金期にあり、2002年に2部リーグで優勝すると、2005年と2005年に1部リーグを連覇、このほかベトナムカップ2005、スーパーカップ2006でも優勝している。

2008年にベトナム国籍を取得したサントスは同年にベトナム代表に招集され、親善試合など計5試合に出場。素行の面で問題があり、代表チームに残ることは出来なかったが、ベトナム代表のユニフォームを着て試合に出場した史上初の帰化選手として歴史に名を刻んだ。

当時のサントスは、強烈なキック力を活かしてフリーキックのキッカーを務めており、クラブレベルでは直接FKなどで15ゴールを挙げた。「ASEAN Football」の調べによると、アジアで最もゴールを決めたGKとなっている。なお、アジアで最もゴールを挙げたゴールキーパートップ5は次の通り。

1位ファン・バン・サントス(ブラジル-ベトナム:15ゴール)
2位アンジェロ・コンスタンティノ(オーストラリア:7ゴール)
3位レスリー・ポリアコーミ(オーストラリア:6ゴール)
4位チェン・シャオパン(中国:4ゴール)
5位キム・ビョンジ(韓国:3ゴール)
5位モハメド・アル・デアイエ(サウジアラビア:3ゴール)

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