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ベトナム2部ビンディンFCの選手が新型コロナ疑いで隔離、ベトナムサッカー界で初

ベトナム2部ビンフオックFC所属のDFグエン・タイン・ビンが新型コロナウイルス疑いで隔離されたことが明らかとなった。ベトナムのサッカー選手が14日間の隔離措置を受けるのは同選手が初めて。なお、現時点でベトナム国内に陽性判定を受けたサッカー選手はいない。

ビンフオックFCのグエン・コン・タム団長(GM相当)によると、グエン・タイン・ビンは身内の不幸があり、田舎のタイビン省に帰省した後でチームに戻ったが、地元保健局およびクラブからの指示で14日間の隔離措置を受けることになった。隔離施設となる個室はクラブが借りたとのこと。さらに、チームドクターが隔離中に経過を観察する。

同選手は移動に飛行機とバスを使っており、密閉された空間で長時間を過ごしたことから、感染リスクがあるとして、クラブ側から14日間は他者との接触を避け、自主的に隔離するよう言い渡された。特に、帰省の途中に経由地として国内最悪の感染流行地域である首都ハノイ市に行ったことが、問題となっている模様。

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