ベトナムフットボールダイジェスト+

新型コロナで延期のベトナムスーパーカップ、3月1日に無観客試合で開催

2020シーズンの幕開けを告げるベトナムスーパーカップは、新型コロナウイルス感染症の懸念から開催が延期されていたが、3月1日にホーチミン市トンニャット・スタジアムで開催する方向で準備を進めている。但し、感染拡大防止対策として、試合は無観客で実施することになりそうだ。メディア、チーム関係者、大会関係者のみ入場が許可される。

この試合はVリーグ王者とベトナムカップ王者が激突する頂上決定戦だが、昨季はハノイFCが2冠を達成したため、今回のスーパーカップはリーグ2位のホーチミン・シティ(HCMC)が出場する。ハノイT&Tプロサッカー株式会社のボー・レ・チュン社長は、「感染症の問題について、我々は国家の指導に従う。これは安全保障の規定だ。(無観客試合となれば)ハノイFCは大会実行委員会の決定に従うだけだ」とコメントした。

なお、ベトナムスーパーカップは当初、2月7日に開催を予定していたが、新型コロナウイルスの流行が世界的に拡大していることを受けて、ベトナムプロサッカー株式会社(VPF)が開催延期を決定していた。国内リーグとカップ戦も既に延期が決まっており、日程調整が難しくなっているが、安全面を最優先して苦渋の決断だった。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ