ACL、2021年から出場枠40チームに拡大、ベトナムもストレートイン枠をゲット
アジアのクラブ王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)。この大会の出場チーム数が2021年以降、従来の32チームから40チームに拡大されることになった。これは東南アジア各リーグの各クラブにとって出場機会の増加を意味する。
現在は東西の地区で4チームずつ8つのグループが組まれているが、21年大会からは、それぞれ1グループを加えて計10グループとする。AFCクラブランキングで、東西それぞれの上位12協会・連盟が2021年からのACLの出場資格を有しており、東南アジアでは、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、シンガポール、ミャンマーが上位12協会・連盟に含まれる。
現在のランキングに基づくと、東南アジアで最も多くの枠を持つのはタイの「2+(2)」※( )は予選プレーオフ枠。現状のルールだと、タイはストレートインが1枠、予選プレーオフ枠が2だが、21年以降はストレートイン枠が1つ追加される。これは韓国と同じ出場枠だ。
東南アジア2番手のフィリピンは「1+(1)」。以下、マレーシア、シンガポール、ベトナムはそれぞれストレートイン枠1つのみが与えられた。なお、ベトナムはAFCカップの出場枠を2つ有している。東部地区12位のミャンマーは予選プレーオフ枠が1つ。インドネシアには出場枠が与えられなかった。
東地区上位12協会・連盟の出場枠( )内は予選プレーオフ枠
中国 3+(1)
日本 3+(1)
韓国 2+(2)
タイ 2+(2)
オーストラリア 1+(2)
フィリピン 1+(1)
北朝鮮 1+(0)
ベトナム 1+(0)
マレーシア 1+(0)
シンガポール 1+(0)
香港 0+(1)
ミャンマー 0+(1)