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AFF U-15女子選手権2019、ベトナム代表は3位でフィニッシュ、優勝は開催国タイ

タイで開催されたAFF U-15女子選手権2019は5月21日に大会最終日の試合が行われた。グエン・ティ・マイ・ラン監督率いるU-15ベトナム女子代表は、3位決定戦でU-15フィリピン女子代表と対戦し、1-0で競り勝って銅メダルを獲得した。

今大会2度目の顔合わせとなった両チーム。グループステージでは、ベトナムがフィリピンに2-0で勝利しており、良いイメージで試合に臨むことが出来た。序盤は互いに出方をうかがいながらの慎重な立ち上がり。その後、両チーム共にチャンスを作っていくが、攻撃陣があと一歩を決めきれない。試合が動いたのは36分、今大会で獅子奮迅の活躍を見せるFWチャン・ニャット・ランが35mのロングシュートを決めてベトナムが先制。前半を1-0で折り返す。

後半に入ると、立ち上がりからフィリピンが攻勢を仕掛けてベトナム守備陣を慌てさせる。しかし、ベトナムも体を張った守備でゴールを許さず、試合はその後、膠着状態に。結局、試合はスコアが動くことはなく、このままベトナムが1-0で逃げ切った。

なお、同日行われた決勝では、開催国U-15タイ女子代表がU-15ラオス女子代表と対戦。双方一歩も譲らない緊迫した試合は80分を終えてスコアレスでPK戦に突入。このPK戦を5-3で制したタイが優勝を決めた。グループステージでは2-5という歴史的大差でラオスに敗れたタイだったが、決勝でリベンジを果たした。

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