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【AFF三菱電機カップ2022】ベトナムがホームでミャンマーに3発快勝 グループB首位突破

東南アジアの最強国を決定するAFF三菱電機カップ2022は、1月3日にグループBの最終節が行われ、王座奪還を狙うベトナム代表がホームでミャンマー代表に3-0で快勝した。ベトナムは今大会唯一の無失点をキープしている。

ベトナムはここまで2勝1分の勝ち点7で首位をキープし、勝てばグループ首位突破が決まる試合。一方のミャンマーは2敗1分の勝ち点1で4位で、既に敗退が決まっていた。

パク・ハンソ監督は連戦からくる疲労の影響を考え、ミャンマー戦ではMFファン・バン・ドゥック、DFクエ・ゴック・ハイ、DFブイ・ティエン・ズンを温存。この日のスタメンは11人のうち8人がハノイFC出身のメンバーとなった。

立ち上がりから主導権を握ったベトナムは、ハノイセットが息の合った連携でボールを回していき、8分に相手守備のオウンゴールを誘発して先制。攻勢を強めるベトナムは、27分にDFドアン・バン・ハウが上げたクロスを相手GKがキャッチミスしたところを、FWグエン・ティエン・リンが押し込んで追加点。前半を2点リードで折り返す。

Photo:VFF

後半も流れは変わらずベトナムのペース。3日後の準決勝1stレグに備えてスタメン数人を下げる中、72分に途中出場のMFチャウ・ゴック・クアンが速攻から鮮やかなミドルシュートを決めて、ダメ押しの3点目。試合はこのまま3-0でベトナムが勝利し、勝ち点を10に伸ばして同組首位突破を決めた。

なお、同日行われたグループBのもう一試合では、3位マレーシア代表(勝ち点6)が2位シンガポール代表(勝ち点7)を相手にホームで4-1の大勝を収めて、勝ち点を9に伸ばし、逆転で同組2位通過を決めた。

準決勝の日程は以下の通りとなっている。

1stレグ

1月6日(金) インドネシア代表(A組2位) vs ベトナム代表(B組1位)
1月7日(土) タイ代表(A組1位) vs マレーシア代表(B組2位)

2ndレグ

1月9日(月) ベトナム代表 vs インドネシア代表
1月10日(火) マレーシア代表 vs タイ代表

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