ベトナム:伝説のファンタジスタにして悪童 ファム・バン・クインを探して 第8回 AFC杯でキャリア2度目の八百長事件遭遇 失意の中で現役引退
自らも関与した第23回東南アジア競技大会(SEA Games 23)での八百長事件で課せられた長期出場停止を経て復帰し、ビッサイ・ニンビンFCで第二のサッカー人生を歩みだしていたファム・バン・クインが警察から呼び出されたのは2014年4月16日のことだ。
リーグ戦では低迷していたビッサイ・ニンビンだが、カップ戦ではなぜか好調で、2013年のベトナムカップをファム・バン・クインらの活躍により優勝して、翌2014年のAFCカップに参戦していた。
初出場のAFCカップでビッサイ・ニンビンは、グループステージを5勝1分の無敗で首位通過した。しかし、そんな中、ビッサイ・ニンビンに八百長疑惑が浮上。その後の調査で、アウェイで行われた第3節のケランタン戦(マレーシア)で選手の多くが金銭を受け取っていたことが発覚した。
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