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U-23ベトナム代表、U-20韓国代表との親善試合2戦目は1-0勝利

韓国人指揮官パク・ハンソ監督率いるU-23ベトナム代表は4月22日、ハノイ市のハンダイ・スタジアムでU-20韓国代表との親善試合2戦目を行い、1-0で勝利した。この試合はベトナムが自国開催する第31回東南アジア競技大会(SEA Games31)に向けた準備。ベトナムは今大会で2大会連続の金メダル獲得を目指している。

Photo:VFF

東北部フート省で行われた初戦(1-1ドロー)と異なり、U-23ベトナム代表は22日の試合でオーバーエイジの3選手を含む主力組をスタメンに送り出した。

U-23ベトナム代表は前半、オーバーエイジのドー・フン・ズンとグエン・ホアン・ドゥックが加入したことで中盤の安定感が増したものの、フィニッシュの精度に欠いてゴールが遠い展開となった。それでも両サイドから何度も迫力のある攻め上がりを見せて攻撃の形を作っていくと、前半終了間際に右サイドからのクロスにFWグエン・バン・トゥンがボレーで合わせて先制。U-23ベトナム代表が前半を1点リードで折り返す。

後半に入ると、U-23ベトナム代表は立て続けに選手交代を行い、新しい選手を試していく。主力が退いた終盤にかけてはU-20韓国代表に主導権を握り返されるが、U-23ベトナム代表は粘り強く守って1-0で逃げ切った。

これでU-20韓国代表との親善試合は1勝1分でU-23ベトナム代表の勝ち越しが決定。しかし、相変わらずの決定力不足やオーバーエイジが加わったことによる連携面の修正など、間もなく開幕するSEA Gamesに向けて課題が残る試合となった。

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