Vリーグ2021戦力分析、王座奪還を目指すビンズオン まずはトップ6が現実的な目標
他クラブからスター選手を買い漁って毎年大型補強を行い“ベトナムのチェルシー”と呼ばれたのは、もはや過去の話だ。ベカメックス・ビンズオンはこの数年、若手育成に注力しており、少しずつだが、確実に力をつけてきている。
ビンズオンのリーグ優勝回数は通算4回で、ハノイFCの5回に次ぐ多さだが、最後に優勝したのは2015年のこと。以降はチームの若返りに舵を切ったため、優勝争いに絡まなくなって久しい。しかし、今季は名将ファン・タイン・フン氏を新指揮官に迎えたことで、ダークホースとしての存在感を増している。フン氏は、これまでにハノイFCとタンクアンニンを数々のタイトル獲得に導いており、特に若手の潜在能力を引き出すことには定評がある。契約年数が3年ということからも、同氏のもとで若手の才能を開花させて、チームを次のレベルに引き上げたいという首脳陣の狙いがうかがえる。
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