イクサン・ファンディ、欧州初ゴールは貴重な決勝点
ノルウェー2部ラウフォスILに所属するシンガポール代表FWイクサン・ファンディが12日、スケイド・フォトバル戦で公式戦初ゴールを決めた。
75分に途中出場したイクサンは、2-2の同点で迎えた89分に右サイドからのクロスをバイシクルキックでゴールに叩き込み、チームに逆転勝利をもたらした。イクサンはこの日までリーグ戦6試合すべてに途中出場していたが、ノーゴールに終わっていた。
シンガポール人選手が欧州のプロリーグで得点を決めたのは、イクサンの父親で現U-22シンガポール代表監督のファンディ・アーマド(1983~85年オランダ・フローニンゲン所属)、元シンガポール代表監督のV・スンドラムーシー(1989年スイス・FCバーゼル所属)続いて3人目。
イクサンは16歳でSリーグ(当時)に出場し、18歳でA代表デビューを飾ったシンガポール期待のストライカー。昨年末に開催されたスズキカップではエースストライカーとして4試合すべてに先発出場し、東ティモール戦ではバイシクルキックによるゴールを決めている。